MMDのモデルが読み込めない・何も起きないときに見るところ|zip・文字化け・形式違い
モデルが読み込めないときの原因は、ファイルの中身より手前にあることが多いです。zipを展開していない、展開したら名前が化けた、ダウンロードが途中で切れた、別の形式のファイルを入れた、のどれかをまず疑ってください。
手元のファイルなら、ローカル再生かPMX・PMD・VMDを調べるに、配布されたzipのままドロップしてください。 ブラウザの中で展開して読み込みます。何が見つからないかも名前で出ます。
1. zipを展開していない
MMDのモデルやモーションは、ほぼすべてzipで配られています。PMXはテクスチャを中に持たず、同じフォルダの画像を相対パスで参照するので、zipの中のフォルダ構造ごと渡す必要があります。
このサイトのローカル再生と診断は、zipをそのまま受け付けます。中身を展開してから、フォルダごと入れたのと同じように扱います。ただし次のものは展開できないので、手元のソフトで展開してからフォルダごと入れてください。
- パスワード付きのzip
- 4GBや65535件を超える大きなzip(ZIP64形式)
- rar・7zなど、zip以外の形式
2. 展開したら、ファイル名が文字化けした
日本語のWindowsで作られたzipは、ファイル名をShift_JISで入れています。 zipには「名前はUTF-8です」という印を付ける仕組みがありますが、古い作り方のzipにはこの印がありません。展開するソフトが名前をUTF-8など別の文字コードとして読むと、ステージ青.jpg のような日本語の名前が化けます。
化けた名前のファイルは、PMXに書かれたテクスチャ名と一致しなくなります。実物のステージ(テクスチャ8枚)を日本語名のまま、Windowsと同じ形のzipにして確かめると、Shift_JISとして読まなかった場合、日本語名の3枚が見つからなくなりました(英数字だけの名前の5枚は影響を受けません)。Linuxの unzip やPythonの zipfile でこのzipの中身を一覧すると、日本語の部分が化けて表示されました。
このサイトは、印の無い名前をまずUTF-8として読み、読めなければShift_JISとして読み直します。手元で展開して名前が化けた場合は、文字コードを指定できる展開ソフトでShift_JIS(CP932)を選んでください。
3. ダウンロードが途中で切れている
回線が切れたり、ブラウザがダウンロードを途中で止めたりすると、ファイルの後ろが欠けます。このサイトではPMXなら「PMXファイルが途中で切れています」、zipなら「zipの終端が見つかりません」と出ます。どちらも、元の配布元からもう一度ダウンロードするしかありません。
4. 別の形式のファイルを入れている
| 拡張子 | 中身 | どうするか |
|---|---|---|
.pmx / .pmd | モデル | そのまま再生できます |
.vmd | モーション・カメラ・照明 | モデルと一緒に入れると再生できます。VMDだけでは何も映りません |
.vpd | ポーズ(1つの姿勢) | VPDとVMDの変換でVMDにできます |
.pmm | MMDのプロジェクト(どのモデルにどのモーションを当てたか) | PMMの再生で開けます。モデル・モーションの本体は別に要ります |
.x | MMDのアクセサリ(DirectXの形式) | このサイトでは読めません |
ローカル再生にPMMや.xだけを入れたときは、モデルが無い理由と行き先を画面に出すようにしています。
5. PMXの版が対応していない
PMXには2.0と2.1があります。このサイトはどちらも読めます。それ以外の版や、版の書き方が壊れているものは「このPMXのバージョンには対応していません」と出ます。PMXエディタで開いて保存し直すと直ることがあります。
読み込めたのに、見た目がおかしいとき
- 体が真っ白・一部だけ灰色 → PMXのテクスチャが表示されないとき
- モーションを当てると腕や指だけ動かない → 標準ボーンの一覧
- 髪やスカートが暴れる → 物理演算の仕組み