スマホでMMDのモデルとモーションを再生する|iPhone・Androidのブラウザだけで

MikuMikuDanceはWindowsのソフトなので、スマホでは動きません。ブラウザで再生できるサイトを使えば、配布されたzipを選ぶだけでモデルとモーションを動かせます。スマホならではの引っかかりと、このサイトでの扱いをまとめます。

最終更新: 2026-10-08 · このサイトのローカル再生の実装と、ブラウザでの確認(zipの展開、描画が中断したときの表示)

ローカル再生を開いて、配布されたzipとVMD(と音楽)を選んでください。 アップロードもログインも要りません。ファイルはスマホの外に出ません。

フォルダではなく、zipのまま選ぶ

PMXはテクスチャを中に持たず、同じフォルダの画像を名前で参照します。パソコンならフォルダごとドラッグすれば済みますが、スマホにはフォルダを丸ごとドラッグして渡す操作がありません。 そこで、配布されたzipを展開せずにそのまま選んでください。このサイトはzipをブラウザの中で展開し、フォルダの構造を保ったまま読み込みます。

zipが無く、PMXと画像を1枚ずつ選んだ場合は、フォルダの情報が渡ってこないので、ファイル名だけでテクスチャを探します。同じ名前の画像が2枚以上あるとどちらか決められないので、その画像は見つからない扱いにします(取り違えて別の絵を貼るのを避けるためです)。

  • パスワード付きのzip、rar・7zは展開できません。パソコンで展開してzipにし直すか、パソコンで再生してください
  • 日本語のWindowsで作られたzip(ファイル名がShift_JIS)も読めます
  • VMDと音楽は1つずつ選んでも問題ありません。中で名前を参照していないためです

再生中に画面が消えないようにしている

ダンスのモーションは数分あり、そのあいだ画面に触りません。そのままだとスマホは画面を暗くして消してしまうので、再生中は画面を消さないようブラウザに頼んでいます(Screen Wake Lock)。この頼みはタブを裏に回すとOSに取り消されるため、表に戻ったときに頼み直しています。一時停止中は頼みません。

裏に回して戻ったら、絵が止まっていたとき

スマホはメモリが足りなくなると、裏に回したタブの描画の資源(WebGLのコンテキスト)を取り上げることがあります。そのあいだは何も描けません。このサイトは、取り上げられたら「描画が中断されました」と枠の中に出し、戻ってきたら設定と影を入れ直して再開します。再開のときは、止まっていたあいだの時間を飛ばさないようにしています。

しばらく待っても戻らないときは、ファイルを選び直してください。ローカル再生はファイルをサーバに置いていないので、ページを読み込み直すと選んだファイルも消えます。

重いと感じたら

スマホの画面は画素が細かく、端末の画素密度のまま描くと描画の量が大きく膨らみます(画素密度3の端末なら、1倍で描く場合の9倍)。このサイトは画素密度を最大2倍までに抑えています。画素密度3の端末なら、そのまま描く場合より描く画素の数が約56%少なくなります。それでも重いときは、表示の設定で「影を落とす」を切ってください(GPUの無い環境での実測で、1枚描く時間が112.7msから83msに減りました)。

全画面で見る

iPhoneのSafariは、動画以外の要素を全画面にする機能を持っていません。このサイトでは、全画面のボタンを押すと再生の枠を画面いっぱいに広げる表示で代わりにしています。閉じるボタンは枠の右上に出ます。